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私たちがこだわる無添加とは

「無添加」をうたう化粧品や洗顔料が増えてきています。香料や着色料など、
何か添加物が1種類入っていないだけで「無添加」とうたっているものも多く存在します。
はたしてそれは消費者が思っている「無添加」なのでしょうか?
シャボン玉石けんの「無添加」とは、成分は石けん成分のみのものです。
そしてその石けん成分も、肌への優しさを考えケン化法というこだわりの製法で作っているのです。

あなたの「無添加」は本当に「無添加」ですか?

石けんや合成洗剤は添加物が1種類入っていないだけでも無添加といえます。
シャボン玉の無添加石けんは「石けん成分(液体は水も含む)以外は何も入っていない」石けんです。

※「蛍光剤、漂白剤、着色料無添加」は「蛍光剤、漂白剤、着色料(が)無添加」という意味です。

洗濯用製品の場合 洗濯用製品の場合

※添加物の含有量が1%未満の場合、成分欄に表記する義務はありません。そのため、香料などを添加していながら成分欄に表記していない石けん・合成洗剤メーカーもあります。

シャンプーの場合 シャンプーの場合

添加物のひとつ白さの秘密、「蛍光増白剤」について

衣類を白くするには、「汚れを落として白くする」方法と、ペンキを塗る様に「汚れの上から白く塗る」方法があります。
合成洗剤に良く含まれる蛍光増白剤は、後者の「汚れを上から白く塗る」ための添加物です。
蛍光増白剤に汚れを落とす効果は無く、紫外線を吸収して青紫色を発し、目で見たときにより白く見せる効果を持っている染料です。その特性から生成りやベージュ、パステルカラーの衣類に使用すると本来の生地の風合いが損なわれることがあります。

<蛍光増白剤の使用が禁止されている物>

  • 食品衛生法 :すべての食品・キッチンペーパー・ふきん・紙コップ
  • 薬 局 方 :ガーゼ・マスク・脱脂綿
  • 薬 機 法 :紙おむつ・ティッシュペーパー

お肌にやさしい石けんを生むケン化法

シャボン玉の無添加石けんは、酸化防止剤・着色料・香料・合成界面活性剤を使用していません。
昔ながらの釜炊き製法・ケン化法で作ったシャボン玉石けんの無添加石けんには、油脂に含まれていた保湿成分が数%残っているので、洗い上がりがしっとりして、ツッパリ感が少ないのが特徴です。
天然の保湿成分を含んだお肌にやさしい石けんで、お子様やお年寄り、お肌の敏感な方にもお使いいただくことができます。

MOVIE
ケン化法の様子

ケン化法って?

ケン化法は油脂に含まれるグリセリン(保湿成分)が残る製法だよ、お肌にやさしいんだね。

目で見るだけでなく、音やにおい、味や手ざわりを確認しながら五感をフルに働かせて、石けんの微妙な変化を調整していきます。
こうして、時間をかけて仕上げることにより、肌にやさしい保湿成分を含んだ石けんとなるのです。

湿度や温度によって仕上がりが変わるから、一定の品質を守るためには熟練の経験が不可欠なんです!

石けんのつくり方の比較

中和法(一般的な製造方法)について

「中和法」は、脂肪酸と苛性ソーダ(液体は苛性カリ)を反応させる方法で、短時間で石けんを作ることができ、大量生産向きと言えます。しかし、中和法で作られた石けんは、油脂の代わりに脂肪酸を用いるので、グリセリンが含まれていません。そこで様々な保湿成分などが添加されるのです。

環境にやさしい石けん

約2000種類ある合成界面活性剤には、人の健康や生態系に有害なおそれがある化学物質に指定されているものもあります。
合成界面活性剤の人体や環境への影響は今もなお調査中で、今現在安全とされているものも、今後指定される可能性はゼロではありません。

石けんは、排水として海や川に流れ出ると、短期間で大部分が水と二酸化炭素に生分解されます。石けんカスも環境中に流れますが、微生物や魚のエサとなります。石けんは、生分解性に優れ、環境にもやさしい洗浄剤といえます。

石けんと合成洗剤(LAS)が微生物に分解されるまで 家庭から排水として石けんが流れ出す→石けんカスは微生物や魚の栄養源になる→最終的には魚のエサになる