石けんについて

●石けんの誕生 石けんの起源は約1万年前。人間が火を使うようになって、獣肉を焼いて食べることを始めました。その際、獣肉からしたたり落ちる油と木の灰が反応した土が、汚れを落とす土として発見されたのが石けんのはじまりと言われています。天然素材だけを使った昔ながらの石けんは、その長い歴史が、人や環境へのやさしさを証明しています。 だから、私たちは無添加石けん にこだわります。 ●石けん工業のはじまり 8世紀頃(日本では奈良時代)、イスパニア(現代のスペイン)やイタリアで家内工業として石けん作りが始まりました。12世紀頃にはフランス・マルセイユやイタリア・サボナなどで、工業として発達していき、その後ヨーロッパ各地、アメリカへと広がっていきました。 ●日本人と石けん ヨーロッパで普及した石けんが日本へ入ってきたのは、戦国時代末期の頃。ポルトガル船が西洋の物を運んできた時代に日本へもたされました。し…
EMとは、昔から世界各地にある発酵食品(パン・ヨーグルト・納豆・味噌・醤油・酒)に使われている微生物(麹・乳酸菌・納豆菌・酵母)など自然界の有用な微生物を集めたものです。 世界150ヵ国以上で使用され、多くの自治体やNGOが河川や湖の浄化に広く活用しています。 EM菌という表現で使用する場合もありますが、EMに含まれる代表的な菌は乳酸菌、酵母、光合成細菌ですので、EM菌という単一の菌は存在しません。
BODは、水の汚れの指標として使われるもののひとつで、有機物を微生物が分解するときに消費する酸素の量です。また有機物の量を推測する値のことで、生物化学的酸素要求量の略語です。数値が大きいほど水が汚れていることを示します。 まず、最初に調べたい水に溶けている酸素の量を測ります。 これが1リットルに15㎎だったとすると15ppmです。 この水を空気が入らないように完全に密閉して、5日間20℃で保管します。 5日後に酸素の量を測って10ppmだったら、その差の5ppmがBODの値です。 BODは微生物が分解できるものしか測れません。 PCBやDDTのように分解しないものは、どんなに含まれていても、BODはゼロですし、合成洗剤のように、微生物を殺したり、弱らせたりする物質では、BODは低くしか出ません。 また、金属石けん(石けんカスは)石けんの長所であって、決して短所ではありません。 つまり環境…