コラム

未来の子供達と地球の為に 環境に負担をかけない選択【経皮毒研究会代表理事 山下玲夜さん×代表理事 薬剤師薬学博士 稲津教久さん】
2023/07/01
Natural & Simple life

未来の子供達と地球の為に
環境に負担をかけない選択

山下玲夜さん×稲津教久さん
山下玲夜さん×稲津教久さん
<山下玲夜さん 写真左>1日用品を見直し自ら病気を克服、2005年『見てわかる!図解経皮毒』(日東書院)を出版し20万部を超えるベストセラーに。2006年8月、稲津教久氏と経皮毒研究会を設立。<稲津教久さん 写真右>東京薬科大学薬学部卒業、同大学院博士課程修了。帝京平成看護短期大学・帝京平成大学薬学部教授、2021年退官。「経皮毒」「継世代毒性」など著書や研究論文多数。

「一般社団法人経皮毒研究会協会」サイト "https://keihidokukk.hp.peraichi.com

読者アンケートで知りたい話題の中から、今回は〈経皮毒〉を取り上げます。約20年前から勉強会を継続し、2022年、一般社団法人化された経皮毒研究会の代表理事のお二人にお話を伺いました。

— 活動のきっかけをお聞かせください。

-山下

わたしの病気がことの始まりです。25年前に子宮内膜症・子宮腺筋症、右の卵巣のう腫と診断されました。正常な子宮は直径約5㎝のところ、それが25㎝に。卵巣の大きさも超肥大となっていたため、手術を強くすすめられました。身体にメスを入れる手術は受け入れ難く、本や同病の会などに参加して病気の情報を集めました。その結果、手術をしても2年ほどで再発することを知り、ホルモン治療を選択しました。一時的に回復するものの排尿困難に陥り、大学病院での検査結果は原因不明……。おまけに症状はどんどん悪くなってしまったんです。



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