コラム

当社が会員としても参加し、環境イベントをご一緒する機会の多い〈きれいな水といのちを守る全国連絡会〉事務局長である辻谷さんにお話を伺いました。当会が発足された1970年代の日本は、高度成長を遂げた高度大衆消費時代といわれています。公害問題が深刻で、当社が合成洗剤から無添加石けんへと完全に切り替えたのも1974年…
2022/06/28
Natural & Simple life

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豊かな地球、きれいな水を子どもたちに。

辻谷貴文さん
きれいな水といのちを守る全国連絡会 事務局長 辻谷貴文さん
大阪市水道局に勤務するかたわら、労働組合や市民活動に携わる。1995年阪神淡路大震災時、応急給水や復旧活動に参加し公共サービスの重要性を痛感する。その経験から大阪市水道局を退職後は、水道・下水道政策の提言や社会運動に邁進し、現在は全日本水道労働組合書記次長、一般財団法人全水道会館水情報センター事務局長、超党派水制度改革議員連盟参与・水循環基本法フォローアップ委員会幹事長代行・基本計画分科会分科会長なども務める。

「きれいな水といのちを守る全国連絡会」サイト http://www.gosen-tuihou.gr.jp

当社が会員としても参加し、環境イベントをご一緒する機会の多い〈きれいな水といのちを守る全国連絡会〉事務局長である辻谷さんにお話を伺いました。

― 当会が発足された1970年代の日本は、高度成長を遂げた高度大衆消費時代といわれています。公害問題が深刻で、当社が合成洗剤から無添加石けんへと完全に切り替えたのも1974年でした。

ポスター
全国各地で活用できるよう広報誌やポスターを作成。

1970年の改正公害対策基本法で、公害が環境問題として位置づけられた時期でもあるんですね。水は命にかかわります。1974年に〈きれいな水といのちを守る合成洗剤追放全国連絡会〉として発起した当会は、公害による水環境が悪化する事態をなんとかしたい、と全国各地で行動を起こしている市民の皆さんの情報を束ねる役割を担い、企業や行政へ働きかけ、改善などを求める活動を行っています。また、環境に負荷をかけないための正しい最新情報を発信するなど、きれいな水を守り、豊かな地球を残したい思いで日々取り組んでいます。



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